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<第27話> 東京一人旅〜その(3)〜
初めての単独東京出張は、思っていたよりもつまづきが多い( ̄- ̄;)
間違えて山手線逆周りに乗ったことを周囲の乗客に悟られないよう、手持ちの路線図をこっそりと鞄の中で広げ、目的地へ向かう新ルートを探す。どうやら浜松町で下りて地下鉄を使えば行けそうである。
浜松町と言えば空港からモノレールを利用した際に乗り換える重要な駅である。
きっと近未来的な駅なんだろうなぁ・・・と想像しているうちに「浜松町。浜松町です。」
( ̄0 ̄;)!!ガ〜ン
なんと使い込まれた駅だろう。ホームから改札に向かう階段など、福岡で例えるならば西鉄大橋駅のようである。
私の都会に対する幻想が、また一つ崩れ去ったのだった。
所要を済ませた後、作り笑顔で「食べたら早く出て行け」と言わんばかりのファーストフード店でお昼( ̄〜 ̄)#
午後の打ち合わせも順調に進んで最後の目的地、二子玉川へ。
漫画『ROOKISE』に出てくる“ニコタマ”である。
駅の横では工事が行われており、けたたましい掘削機の振動が響いている。そして駅の外へ。
と、駅から出て唖然とした!!ず〜っと遠くまで工事中!!!あんな遠くの方にタワークレーンが・・・・( ̄0 ̄)!
700〜800m先まで延々と再開発の現場が続いている。
例えるなら西鉄二日市駅の横から福岡経済大(旧第一経済大)まで工事してる感じである!!!
荒野を切り開いたのではなく市街地再開発。やっぱ東京はスケールが違うばい!!!
最後の打ち合わせが終了(18:40)。
私が乗る飛行機は、羽田発20:05。搭乗手続きの締め切りまで1時間15分・・・・間に合うのであろうか。地の利がないので相当不安である。
お客様に「間に合う?」と聞かれ、元気に「間に合います!!」と答えたものの、事務所を出てから全力で走る!!!!
だって駅前なのに駅まで500mぐらいあるとですっ!!!
小学生のころ、遠くに遊びに行って帰ろうとしたら暗くなり始めていた・・・そんな心境である。泣きそう!!!
都心に向かう電車に慎重に乗り込み、乗り換え駅の渋谷を目指す!他のルートがあるのかもしれないが、知らないルートを通る余裕はない!
刻一刻と飛行機の時間が迫ってくる!!!映画『24』ばりの緊張感で地下鉄に揺られる!!ジャックの気分である!
渋谷に着き、JRへの乗り換えを急ぐ!!!すると人だかり発見!何だ?ケンカか!?
と、そこへ刺股を持った警察官が駆け寄る!!!!おおぉ!!事件の香りである!!!
ウ〜〜〜ゥ!!!ウゥ〜〜〜〜〜〜ゥ!!柳沢進吾もビックリなほどパトカーが次から次へとやってくる!!!
こらぁただごとやないばい。ちょっと立ち止まり、人垣の中を覗くと男性が女性を押さえ込むように柱にもたれかかっている。いったい何事だろうか。
しかし、私には時間がない!!!この時点で19:06。気になるが、JRめがけてダッシュである!!!
乗り間違えないよう慎重に乗車!!(帰宅後ニュースで、おばあさんが包丁で女性2人を刺した事件だと判明!)
時計をちらちら見ながら残る道程を想像する!!間に合うか!?間に合うのか!!?
品川到着っ!!走って京急のホームへ!!おぉ〜丁度、羽田空港行きが止まっている!!グッドタイミングである♪
プシュ〜〜〜〜!!!ガチャン!!!トゥトゥトゥトゥトゥトゥ・・・・・・
無常にもホームに取り残された私と中年女性・・・・駆け込み乗車はご遠慮ください!
(TДT)/ ガッデム!!!!
間に合わん!!間に合わんばい!!!
次の電車は、京急蒲田で乗り換えである!!!現在時刻19:22。次の電車に飛び乗る。
京急蒲田到着っ!!!が、乗り換えの電車は19:39発!!当分、電車が来ないではないか!!!
所要時間が11分ぐらいとか書いてあるし・・・・搭乗手続き終了が19:55。しゃれにならんばい!!!
所持金7,000円。一泊ぐらいはできるやろうけど・・・その後どうやって帰ろう(TДT)
ようやくやってきた空港行きに飛び乗り、降車時にできるだけ早く改札に行ける位置に移動!
間に合うか!!間に合うのか!!!おいっ!!頑張れ京急!!!
羽田空港到着っ!!!!
扉が開くと同時に全力疾走!!!!お尻の筋繊維が切れていくのがわかるぐらい両足を動かす!!!!
動く歩道を上品な小走りで通りぬけ、エスカレーターを全速で駆け上り、19:53無事、身体検査完了〜〜〜♪
よがっだ〜(T_T)
後輩に頼まれていた『東京バナナ』を探すもラウンジでは見つけきれず、そのまま搭乗。
何とか福岡に帰ることができた・・・・・。
東京ちゃ、恐ろしかところばい。
(完)
<第26話> 東京一人旅〜その(2)〜
初めての単独東京出張。緊張のあまり、いきなりつまづいてしまったが、気を取り直していざ出発!!
道中、飛行機の窓から見える富士山や日本アルプスに感激。
あの山の向こうは日本海?日本ちゃ細い国やなぁなどと思っているうちに羽田に到着!やっぱ近いな( ̄- ̄)
迷わず京急に乗る。モノレールは私にはまだ早い。(第15話、参照)
池袋で2つ目の要件を済ませ、続いての目的地である渋谷を目指す。
山手線で移動。ホームの案内板を凝視し、逆周りに乗らないよう細心の注意を払い乗車!
イメージは、時計で言うと今、11時で目的地は8時あたりである。
代々木を過ぎたらすぐのはずである。が、思ったよりもなかなか代々木に着かない。
“しっかし、東京は人が多いなぁ〜。線路もいっぱいだし。”
(秋葉原〜、秋葉原です。)
“でも、やっぱりあれだな。同じ日本だな。慣れるとなんてことなさそうだ。”
(東京〜、東京〜)
ん?東京?私のかすかな記憶では、東京駅は代々木どころか品川より先・・・・?
田舎モノだとばれないよう、こっそりと路線図を取り出して確認する・・・・ノウ!( ̄0 ̄)!現在地、3時!!!
やってしまった。お決まりの山手線逆周りである。
やはり東京とは恐ろしい街である。
その後、会社から渡されたSuicaなるカードの残高がなくなり、チャージしようとするが、どこでどうやってチャージすればいいのか、カードにまったく記されていない!!
駅の構内を見渡しても、それらしき表示はない( ̄- ̄;)
mixiで情報を求めるも、平日の昼間から返信してくれる暇な者はいない・・・・。
仕方なく現金で切符を買おうと自動販売機へ。
( ̄0 ̄)!なんと、自動販売機でチャージできるようである!
フッフッフ、これでまた一つ東京人に近づいたぞ。
午前中で早くも波乱だらけの東京出張であったが、午後からはさらなる波乱が待ち受けているのであった・・・・。
(まだまだ、つづく)
<第25話> 東京一人旅〜その(1)〜
昨年、生まれて初めての東京を経験し、これでいつでも東京に行けると自信をつけていた。
ある日の営業会議・・・・
「新開くん、今週末、東京に行ってきてくれる?」 ( ̄0 ̄;)「は、はい!」
ついに一人で東京に行くことになった!
はっきり言って不安。前回は社長と同行だったのだが、今回は一人である。相当、緊張である。
出発の前日、事務の方からプリントアウトしたA4の紙切れを渡された。なんでもこれで飛行機に乗れると言う。
本当にこんなんで乗れるのだろうか?
そして迎えた当日の朝・・・・チュン♪チュン♪(あくまでもイメージです。スズメなど鳴いていません。)
早朝の福岡空港。零細企業のため経費節減で日帰りである。当然、始発!
緊張のあまり早く着きすぎてしまった。搭乗1時間前で誰もいない・・・( ̄- ̄;)
今回は、紙切れを持って身体検査場に直行で良いらしい。
トイレに行ったり、スケジュールを確認するふりをしている内に段々と人が増えてきた。
こんな早朝からみなさんご苦労さまです。
身体検査の列に並んでいるとサラリーマンたちが慣れた手つきで携帯電話や紙切れを小さな機械にかざしている。
どうやらあれで乗れるようだ。便利な世の中である。
前の女性が携帯電話を小さな箱にかざすと、ピロンとレシートのようなものが出てきた。それを受け取り身体検査。
なるほど!!
さて私の番である。
さも、いつも利用しているかのような慣れた手つき風で、紙切れのQRコードをかざす。
ん?機械が2個あるではないか。どっちだ?
ここでもたもたしていては、田舎モンだと思われてしまう!
迷うことなく前の女性と同じ機械にかざす!!
ピロン!レシートが出てきた♪(^^) 問題なく通過!楽勝である!!
と、「お客さまのご利用は全日空です。こちらはJALですので、もう一度こちらにお願いします。」
( ̄Д ̄)!レシートにはエラーの文字が・・・・。
果たして無事に東京出張を終えることができるのか?
(つづく)
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